拡大間合い(播但線 PC交換)
▶拡大間合いとは
通常夜間に実施する作業を計画的に列車を運休させることにより、昼間に作業時間を確保することです
(2021年度は10月4日、5日、6日、25日、26日、27日の6日間実施しました!)
【作業順序】
①移動風景
重機が載線できる踏切(もしくは駅の材料線と呼ばれる留置線)から現場まで移動している風景になります。
②締結装置の解体作業
レールとマクラギを固定している締結装置の解体作業です。作業員が分かれて実施するため、映像はありません!
③機械によるマクラギ交換
木のマクラギからPC(コンクリート)マクラギへの交換を機械によって実施します。
機械のオペ・誘導にはJR既定の資格が必要です。
④マクラギ交換後の人力作業
PCマクラギ挿入後、人力によりレールとPCマクラギを締結(固定)します。
その後、掘削して砕石(バラスト)を整理して、⑤の作業につなげます。
⑤機械によるつき固め作業
マクラギ交換後はマクラギ下部にバラストが入っていないため、バラストをマクラギ下部に送り込み、列車が通っても沈まないようにする必要があります。この作業を「つき固め」といいます。
そのつき固め作業を機械で実施しています。
